相槌なのだと思う
2008年 05月 09日
吉野家で豚丼を食べていると、背後に座っていた女性の携帯から着メロが流れてきた。
まさか…と思いきや、彼女はオレの期待を完全に裏切って、その席で通話を始めた。
不快だ。
しかしながら、オレの耳に飛び込んでくる彼女の言葉は奇妙なのだ。
あまりの不可解さに、さっきまでの不快さは瞬時に去ってしまい、今度は頭の中が疑問符だらけになってしまった。
というのは、彼女の受け答えが終始このようだったからだ。
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
これはいったい何なのだろう。
電波状態が悪くて、相手の声が聞き取れないのか?
それとも、彼女は電話の相手にケンカを売っているのか?
電話が1度切れた。そして、再び同じ着メロが鳴った。
彼女は通話を始める。
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
ホントに、これはいったい何のマネなのだろう。
さらに不可解なのは2回目の電話以降、次のフレーズが加わったことだ。
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「わかりますよ」
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
わからない。
さっぱりわからない。
彼女の耳元では、いったい何が囁かれているのか?
言葉にならない類の、発声なのだろうか?
「えへぇ」
「なんすか?」
「うふぅ」
「なんすか?」
「いひぃ」
「わかりますよ」
いや、わからない。一層、謎が深まる。
それとも、
「板部岡 江雪斎」
「えっ、なんすか?」
「武田信玄」
「わかりますよ」
のような、知ってる戦国武将、知らない戦国武将のやりとりなのだろうか?
動機が、わからない。
吉野家を後にして自宅までの帰路、考えあぐねて、このような結論に至った。
「なんすか?」
が、もし、
「ええ」
「はい」
という言葉だったなら、きっと、ごく自然に聞こえたはずだ。
ということは、きっと相槌なのだ。
相槌なのだと思う。
まさか…と思いきや、彼女はオレの期待を完全に裏切って、その席で通話を始めた。
不快だ。
しかしながら、オレの耳に飛び込んでくる彼女の言葉は奇妙なのだ。
あまりの不可解さに、さっきまでの不快さは瞬時に去ってしまい、今度は頭の中が疑問符だらけになってしまった。
というのは、彼女の受け答えが終始このようだったからだ。
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
これはいったい何なのだろう。
電波状態が悪くて、相手の声が聞き取れないのか?
それとも、彼女は電話の相手にケンカを売っているのか?
電話が1度切れた。そして、再び同じ着メロが鳴った。
彼女は通話を始める。
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
ホントに、これはいったい何のマネなのだろう。
さらに不可解なのは2回目の電話以降、次のフレーズが加わったことだ。
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
「なんすか?」
「わかりますよ」
「なんすか?」
「えっ、なんすか?」
「なんすか?」
わからない。
さっぱりわからない。
彼女の耳元では、いったい何が囁かれているのか?
言葉にならない類の、発声なのだろうか?
「えへぇ」
「なんすか?」
「うふぅ」
「なんすか?」
「いひぃ」
「わかりますよ」
いや、わからない。一層、謎が深まる。
それとも、
「板部岡 江雪斎」
「えっ、なんすか?」
「武田信玄」
「わかりますよ」
のような、知ってる戦国武将、知らない戦国武将のやりとりなのだろうか?
動機が、わからない。
吉野家を後にして自宅までの帰路、考えあぐねて、このような結論に至った。
「なんすか?」
が、もし、
「ええ」
「はい」
という言葉だったなら、きっと、ごく自然に聞こえたはずだ。
ということは、きっと相槌なのだ。
相槌なのだと思う。
by riv-good
| 2008-05-09 00:23
| ヒトの衣谷さん