花、一輪

北千住で電車を降りた同僚から、メールが届いた。


「電車を降りる間際。

一輪の白い薔薇を女性に、

『よろしければ』

と渡している男性を目撃っ」



そのメールを読み終わり、なんてステキな話なのだと思った。

だが、次の瞬間、オレの脳裏に浮かんだのはこのような光景だった。



その紳士はスーツの胸元から、



世界一巨大な花を一輪差し出して、こう言った。



「かなり臭いっすよ、これ」



……ダメだ。

どうやら、オレは疲れている。
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by riv-good | 2008-02-07 02:12 | ヒトの衣谷さん

約10年の関東生活を経て長崎にUターン。長崎の生活事情や日常に沸き起こる出来事を書き綴っています。歌も歌います。フードアナリスト協会 正会員。何者でしょうか?


by 裕一郎
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