家庭菜園

c0025348_091953.jpg実家は緑に囲まれている。

といっても自然の緑ではなく、両親の趣味によって彩られた緑である。

亡き・祖父には盆栽の趣味があって、庭や玄関先に、それはそれは膨大な数の鉢植えコレクションが並べられていたのだが、両親はそれらを覆うようにして数々の「実のなる植物」を植え込んでいった。

そのため、このあたりでも稀にみる局地的な緑化地帯を形成している。

現在の玄関先は、右画像の通り。

わかりにくいのは家の入り口ばかりでなく、家業までもが隠蔽されているのは、言うまでもない。

今回は、そんな実家の家庭菜園を紹介していこう。


c0025348_094443.jpgまずはトマト。

自宅でも気軽に栽培できる定番の野菜である。

最初はミニトマトを作っていたのだが、年々サイズの大きいトマトに挑戦しているらしい。

品種は確認できなかったが、そのうち「桃太郎」なんて育て始めるのではないかと思う。

もちろん、熟したトマトは食卓に並ぶ。味は、お店で買ってくるトマトと遜色なし。


c0025348_01007.jpgビワ。

長崎県の特産物である。

夏の青空に、独特の葉の形が映える。まさに南国の植物といった風合い。

このビワの木は、何年か前に台風で折れてしまったのだが、なんとか修復したらしい。

さすがに時期ではないので果実は確認できなかったが、秋にはちゃんと実を結ぶという。


c0025348_0102825.jpgブドウ。

品種は種なしブドウでおなじみの、デラウェア。

「いつの間にブドウにまで手をつけたか…」

と正直驚いてしまったのだが、偉いことに鈴なり状態で二度びっくりである。

おいしそうに色合いが付いているのを一粒いただくと、これまた甘い。

さすがに処置を施していないので種アリだったものの、味の具合からすると、もはや趣味の域を超えている。

両親に「おいしかよ、これ」と感想を伝えると、

「あら、甘かったね~」

との反応。まだ誰も味見はしていなかったらしい。

その晩、食卓に並べられた。


c0025348_0112827.jpg藤棚。

これは食べられないが、勢いよく実をつけているので紹介。

それから実家には井戸があり、汲み上げポンプも実装している。

井戸水を検査に出したところ、飲料水としては不適切だった。それでも、植物の水やり、水槽のメンテなどに活躍中。

夏場はひんやり。


c0025348_0115322.jpg最後を飾るのは、キウイ。

わたしが小学生の頃くらいに植え始め、今に至る。

最初は小さな実ができて喜んでいたのだが、食べてみると顔が細長くなるほど酸っぱかった。

食用には耐えないか…と思いきや、数年を経て、立派においしい実を結ぶようになった。

9月くらいに入ると、実家から食べ頃のキウイが仕送られてくるのも、ひとつの楽しみとなっているほど。




おまけ。
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キウイ棚と小屋の間にちょっとしたスペースがあり、仔ネコたちの休息所となっている。

折り重なり、絡み合う枝葉が、真夏の強い日差しを遮る。

自然がもたらす清涼感。
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by riv-good | 2005-08-24 00:19 | 旅道楽

約10年の関東生活を経て長崎にUターン。長崎の生活事情や日常に沸き起こる出来事を書き綴っています。歌も歌います。フードアナリスト協会 正会員。何者でしょうか?


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