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長崎ぶたまん桃太呂

長崎ぶたまん桃太呂_c0025348_1933374.jpg伊勢丹・松戸店にふらっと立ち寄ったところ、奇遇にも「長崎・鹿児島物産展」が催されていることがわかった。

伊勢丹の入口に貼られたポスターに目を通すと、"カステラ"はもちろんのこと、"角煮まんじゅう"やら"大村寿司"といったあらゆる長崎名物がリストアップされている。

その中でひときわわたしの注意を惹いたのが、ぶたまん。その屋号は「桃太呂」であった。

「桃太呂」と言えば、長崎では"超"がつくほど有名なぶたまん屋。

(こげんところで、こげんもんが食えるとは!?)

あのぶたまんが、この遠国・松戸で味わえるとは何たる幸運。


長崎ぶたまん桃太呂_c0025348_194942.jpgそんなわけで、わたしはなりふり構わず"小躍り"を披露しながら10階の催し場へと急いだ。

会場はさほど広くは無いのだが、そのスペースに所狭しと長崎やら鹿児島がひしめいているのは、何となく滑稽。いろんな店を見て回るのもこれまた楽しい。テナントの中には、鯨のカツを売っている店もあった。

「桃太呂」では試食もできた。とりあえず一片いただき、モグモグしながら代金を支払う。売り子さんの話では、冷凍すると1ヶ月は保つそうな。

さっそく自宅で蒸して食べることにした。ちなみにお値段は10個入りで600円である。安い。


蒸し器を鍋にセット。
長崎ぶたまん桃太呂_c0025348_1945912.jpg濡らしたキッチンペーパーを蒸し器に敷き、まず第一弾としてぶたまんを5個投入。

もう1枚濡らしたキッチンペーパーを上にかぶせて、鍋の蓋をして待つこと5〜6分。

そういえば、蒸し器を持っていると何かと重宝する。

まんじゅうはもちろんのこと、シュウマイ、ギョウザ、ふかし芋、怖いもの無し。その威力は熊をも一撃で倒すほどである。



完成。
長崎ぶたまん桃太呂_c0025348_1961811.jpgもう、とにかく美味。

「桃太呂」ぶたまんの中身には、ミンチではなくブツ切り肉が使われている。あとはタマネギ。

パンフレットによればそれが特色であるらしく、確かに食感が良い。

2〜3口で食べてしまえるので、次々と放り込むようなテンポで胃袋へと収まる。

10個食べ終えるのに、たいして時間はかからなかった。



ちなみに、この「桃太呂」ぶたまんは通販でも買える。
長崎ぶたまん桃太呂_c0025348_1964624.jpgただ残念なのは、関東までだと最低1320円の送料がついてしまうこと。コスト高は避けられない。

でもオススメの逸品なので、チャンスもしくは経済的な余裕があれば、ぜひぜひ試していただきたい。

伊勢丹・松戸店の「長崎・鹿児島物産展」は5月1日(日)まで開催。近くの伊勢丹に巡業してきたときは要チェックですぞ。
by riv-good | 2005-04-29 19:25 | 長崎の呑喰道楽

約10年の関東生活を経て長崎にUターン。長崎の生活事情や日常に沸き起こる出来事を書き綴っています。歌も歌います。フードアナリスト協会 正会員。何者でしょうか?


by 裕一郎