屋台ラーメン(味のマルタイ)
2005年 04月 24日
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味のマルタイといえば、九州人に知らぬ者なしと言えるほどの有名メーカー。
ここ関東にあってはさすがにマイナーであるものの、スーパーの麺類コーナーに行けば、マルタイ製の商品がひっそりと陳列されていることがある。ダイエー系列のお店には必ず置いてある。この点、入手しやすさについては"うまかっちゃん"の比ではない。
実を言うと"屋台ラーメン"を買うのは今回が初めて。マルタイにはもっと有名な商品があるのだが、あえて試したことのない"屋台ラーメン"を選んでみた。
青を基調としたダークグレイッシュな雰囲気が食欲を掻き立てる…かどうかは甚だ疑問なのだが、その古くささには老舗の貫禄が漂っている。
そして、赤背景に黒文字で書かれた「九州味」のロゴ。
(トンコツですよ…)
と、うっすらボンヤリとしたニュアンスが伝わってくる。なぜトンコツと断定しないのか?その意図については今のところ不明である。
内容物の編成は"うまかっちゃん"と同じく、麺・粉末スープ・調味油の3点セットである。
作り方に変わったところはなく、通常の袋麺と同じ。
今回もまた例によって、先にどんぶりの中でスープを作り、それから茹で上がった麺をどんぶりに移す。
今や過ぎ去った鍋シーズンの主役を、ここで呼び覚ますことにしよう。
(どう切るか?)
ちょっと悩んだが、素直に輪切りにした。
長く冷凍保存していたせいで、少しばかりフニャフニャしているが気にしない。
表面には「味ラー油」とプリントされているが、これを開けるとゴマの香りが漂い始める。
ズバリ、"屋台ラーメン"の特色はゴマ風味である。
ゴマといえば、"出前一丁"(日清)だが、そちらは関東風−醤油ベース。こちらは九州風−トンコツをベースとしたゴマ風味のラーメンと言えるだろう。
麺は縮れている。本来の博多ラーメンと言えば、そうめんみたいな細麺で有名なのだが、"うまかっちゃん"も"屋台ラーメン"も縮れ麺である。
細麺をレトルトで再現するのは難しいか?と思いきや、別の製品でちゃんとした細麺も販売されている。その紹介は別の稿で。
こいつもあっさりしてて、おいしかった。
by riv-good
| 2005-04-24 17:43
| 呑喰道楽