ドトールのホットコーヒー(テイクアウト)の量
2005年 03月 26日
と相変わらずの穿った観点から、ドトールのホットコーヒー(テイクアウト)の量を計ってみました。
調査期間は3日間。というのも、
「ホットをテイクアウトで。SとMとLを1つずつください。」
なんて一気に全サイズを注文すると、下手をすればこちらの目論見が筒抜けになるからである。
したがって、初日はMサイズ。翌日はSサイズ。そして最終日にLサイズというふうに、各サイズを日ごとに分散して購入した。各サイズを購入する順序にも配慮し、小さい順でもなく、大きい順でもなくすることで、店員による"読み"の攪乱を狙う。
購入店は、松戸駅前の伊勢丹そばにあるドトールである。
計測場所は、人目に付かない自宅を選んだ。また計測方法は、キッチンに置いてある計量カップを使用した。丸美屋の麻婆豆腐を作るに際し、とくに片栗粉を溶かす場面で大活躍する計量カップである。
なお、カメラのバッテリーを無駄遣いしたため、コーヒーを計測する模様は撮影できなかったことをお断りしておく。
今回の調査目的は、
- 各サイズの容量は何ccか。
- 各サイズ1ccあたりの単価はいくらか。
早速、計測データからご覧いただきたい。
- Sサイズ(180円)…約140cc
- Mサイズ(230円)…約190cc
- Lサイズ(280円)…約290cc
…ごめんなさい。
本題に戻る。前述の計測データを元に、各サイズ1ccあたりの単価を求めたのでご覧いただきたい。
- Sサイズ…約1.28円
- Mサイズ…約1.21円
- Lサイズ…約0.96円
というのは、ドトールコーヒーのキャッチとして有名な「コーヒー180円」という触れ込みに関してである。
どの店頭にも掲げられている表示であるが、言葉どおりに180円のSサイズを購入した場合、実はもっとも単価の高いコーヒーを買ってしまうことになる。
安さをアピールしながら、実は利益率の高い商品を薦めている点、巧妙と言えよう。
さて。まとめとなるが、今回の調査によって、
「安心してLサイズを買いましょう」
と言えることがわかった。
こうして結局のところは、Sサイズよりも100円高い-Lサイズを買ってしまうわけである。
ドトール戦略に、うまいこと乗せられているような気がしないでもない。
by riv-good
| 2005-03-26 00:57
| ヒトの衣谷さん