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博多・だるま

高速バスを降り立ち、真っ先に向かったのが豚骨ラーメンの有名店「博多・だるま」。

長崎・諫早に帰るには特急列車に乗り換えなければならないのだが、あえて4時間の自由時間をとった。

というのも、

「何が何でも、だるまを食べてやる」

そういう気概でもって、1~2時間は行列に並ぶ覚悟をしていたからである。

地下鉄に乗って天神へ。天神からは七隈線に乗り換え、次の渡辺通で降りる。事前にルートを下調べしておいた成果があって、ほどなくして「博多・だるま」に到着。

博多・だるま_c0025348_14415049.jpg


(オレって、段取り王だな…)

まさに、とんとん拍子を具現化したような行動計画。うまくいきすぎて、参ってしまう。

幸いなことに想像していたような行列はできておらず、すんなりと入店。カウンターに通された。

「ラーメン、麺カタめで」

注文を終えると、2分を待たずして、念願の「だるま」ラーメンが目の前に据えられた。

博多・だるま_c0025348_144239.jpg


いやー、美味しかった!

以前、足立区の豚骨ラーメン店「田中商店」の記事で、「ふつうのとんこつラーメン」と評したのだが、だるまの場合は、よりあっさりしている。

豚骨ラーメンについて、ギトギト濃厚なイメージを持っている人がこれを食べたら、確実に先入観を覆されてしまうだろう。

実際、九州の食べ物でギトギト濃厚なものといったら、心当たりがない。同じ豚骨ベースの料理といえば「博多水炊き」が有名だけれども、ギトギトしていることはない。

あくまで、あっさり薄味。

「こぃが九州の味やねー。」

と納得して、だるまを後にした。

4時間のスケジュールが、わずか20分で終了。

うまくいきすぎて、参った。
by riv-good | 2009-08-08 14:46 | 呑喰道楽

約10年の関東生活を経て長崎にUターン。長崎の生活事情や日常に沸き起こる出来事を書き綴っています。歌も歌います。フードアナリスト協会 正会員。何者でしょうか?


by 裕一郎