カテゴリ:呑喰道楽( 35 )

肉のハナマサ・チキンレッグカレー

先日、TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」の中で紹介されていた衝撃のレトルトカレー。
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パッケージにはこう書かれている。

鶏もも肉を豪快に1本煮込みました。

「豪快に」という言葉からは、料理人が肉を鍋に投げ入れる様子が容易に想像できよう。

骨つきの鶏もも肉をブーメランのように携えたシェフが、ぶん!と投げる。白い筒状の帽子が、投げた勢いで頭から外れる。シェフはそれが地面に到達する直前に、ぱっしと掴む。

鶏もも肉はビュンビュンと回転しながら風を切り、宙を突き進むこと約80m。鮮やかな放物線を描きつつ寸胴鍋の中にドボーンと吸い込まれて完成したカレーが、こちらになります。

さて…このカレーには、以上の妄想のとおり、本当に骨つきの鶏肉が1本丸ごと入っている。パッケージの写真はフィクションでも何でもない。

調理方法は他のレトルトカレーと変わりがなく、パウチごと茹でると完成する。ただし、茹で時間はふつうの約3倍ほど掛かる。つまり10分だ。

では、いつものカレー皿に盛り付けてみましょう。

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あゝ、ギリギリ!なんて量だ!!

あまりのルゥの多さに、2膳分のゴハンがカレーの底に沈んでしまった。

この量なら茹で時間10分も納得だ。

パッケージの裏面を読んでみると、これまたビックリ。

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内容量 500g(1〜2人前)

「1人でもいいけど、2人がかりでもどうぞ」

そんな懐の深いレトルトカレーって、あっただろうか。

さらに驚かされるのは価格である。溢れんばかりのカレールゥと丸ごと1本のチキンレッグが入って、はい、このお値段。

398円(税別)

安い…一体何なんだ、このカレーは。

ちなみに肉のハナマサは「プロ仕様」を謳う24時間営業のお肉屋さん。首都圏エリアのお店なので、九州では馴染みがないお店の一つ。

興味があれば、Animo!という肉のハナマサの通販サイトから入手できますぜ。


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by riv-good | 2017-02-14 12:00 | 呑喰道楽 | Comments(0)

屋台ラーメン(味のマルタイ) 2017

このブログで「屋台ラーメン(味のマルタイ)」を取り上げたのは、もう10年以上も前のこと。

当時は九州を懐かしむ立場にあったが、長崎に帰郷すると状況は一変した。

関東では手の届かぬ存在だった「うまかっちゃん」「これだ」などの名作袋麺たちが、いつでもどこでも入手できてしまうせいだ。

もはや空気と同じ存在になってしまった今、懐かしさなんてどこへやら…。

そんなおり、屋台ラーメンがリニューアルしていることに気づいた。

ちなみにこちらが旧版のパッケージ。昭和の老舗感が香しい。

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はい、こちらが現行版のパッケージ。
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袋がメタリックになりキラキラである。以前は「九州味」と曖昧に表現されていた味も、ズバリ「とんこつ味」と断言されるようになった。

そういえば、盛り付け例も派手さを増している。

旧版は紅ショウガと小ネギだ。昭和のインスタントラーメン事情を物語る、ある種の寂しさが漂っている。

かたや新パッケージはどうだろう。煮卵やチャーシューなど花形選手が目白押しだ。ここは桃源郷だろうか。

否、現実世界である。これが平成のインスタントラーメン事情だ。

コンビニに出向いて、袋麺と同じ気軽さで、真空パックされた煮卵・チャーシュー・メンマなどをカゴに放り込めば良い。そんな時代になったのだ。

新パッケージのキラキラはともかく、盛り付け例の豪華トッピングは、何もかもレトルト化された世相を反映していると言えよう。

…。

……。

………トッピング。

そういえば「ラーメンの具」のことを、いつしかトッピングと呼ぶようになっている。「具」に比べて、かなり婉曲な表現を積極的に使うようになった。

この傾向を「具」が他の比喩として用いられるようになったことと結びつけるのは、いささか考えすぎだろう。

「具が見えているよ」と指摘したり、「具が出ちゃいました」と申告したりするときの「具」のことを、トッピングとは呼ばない。

そんなことはどうでもいい。

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さて、袋の中身はというと旧版との変化はない。麺・粉末スープ・調味油の3点セットだ。

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仕上がりはこちら。旧版では調味油を注いだ瞬間、ゴマの香りが立ち上り「出前一丁」を彷彿とさせたものだが、現行版ではゴマの印象がそれほど強くない。

「九州味」から「とんこつ味」と味のポジションを明確にした所以は、ゴマ風味を控えたことにあるのかもしれない。

とんこつ特有の匂いは「うまかっちゃん」に及ばず。「屋台ラーメン」はマイルド路線のとんこつラーメンといえるだろう。

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by riv-good | 2017-01-11 13:00 | 呑喰道楽 | Comments(0)

東京上野「うさぎや」の最中

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東京上野「うさぎや」の最中を頂戴しました。

うさぎやのどら焼きは大好物なのですが、最中は初めて!

和菓子といえば長崎にも多くの老舗がひしめいてはいるものの、こと「餡」に関しては甘すぎる感じが否めません。
砂糖をふんだんに使うシュガーロードらしさの表れかもしれませんが……。

その点、うさぎやの最中は程よい甘さ。

皮のサクッとした食感と口の中に広がる香ばしさに、餡の甘味が綺麗に溶け込みます。
このバランスは絶妙としか言いようがありません。

どら焼きよりも日持ちするので、東京土産にいいですね〜。

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by riv-good | 2016-02-24 12:15 | 呑喰道楽 | Comments(0)

フードアナリストになりましたよ

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昨年12月1日付でフードアナリストになりました。

これを新たな肩書にして、長崎の「食の情報」発信に貢献したいと思います!

覆面調査とかの仕事もできるそうで楽しみです( ̄▽ ̄)

まだまだペーペーなので、さらに上級を目指します!

※フードアナリストとは「食・食文化に関わる知識を体系的に学び、単に味覚だけでなく、食育、栄養学、レストランの内装・サービスや料理の歴史・食に関する法律・マーケティングまで、総合的に段階的に学び、レストランそのものから食品・食材を分析・評価する知識と教養を身につけた、食・食空間を分析・評価する専門家です」と定義されています。
http://www.foodanalyst.jp/

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by riv-good | 2015-01-20 17:22 | 呑喰道楽 | Comments(0)

NOEさんのイルカのショットグラス

先日、オカン(義母)からNOE Mielotarさんの新作を頂戴しました。

イルカのショットグラス
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フロストガラスが何とも涼しげ。琥珀色のお酒を注ぐとイルカが浮かび上がります。

本来ならばウィスキーが良いのだろうけど、注ぎたてのビールをクィッと飲み干せる量。見た目の涼感と相まって、夏の晩酌のお供にちょうどいいグラスでございます。

▼関連サイト
Web-Site: NOE Mielotar(ノエ ミエロタール)
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by riv-good | 2013-09-03 00:14 | 呑喰道楽 | Comments(0)

博多・だるま

高速バスを降り立ち、真っ先に向かったのが豚骨ラーメンの有名店「博多・だるま」。

長崎・諫早に帰るには特急列車に乗り換えなければならないのだが、あえて4時間の自由時間をとった。

というのも、

「何が何でも、だるまを食べてやる」

そういう気概でもって、1~2時間は行列に並ぶ覚悟をしていたからである。

地下鉄に乗って天神へ。天神からは七隈線に乗り換え、次の渡辺通で降りる。事前にルートを下調べしておいた成果があって、ほどなくして「博多・だるま」に到着。

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(オレって、段取り王だな…)

まさに、とんとん拍子を具現化したような行動計画。うまくいきすぎて、参ってしまう。

幸いなことに想像していたような行列はできておらず、すんなりと入店。カウンターに通された。

「ラーメン、麺カタめで」

注文を終えると、2分を待たずして、念願の「だるま」ラーメンが目の前に据えられた。

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いやー、美味しかった!

以前、足立区の豚骨ラーメン店「田中商店」の記事で、「ふつうのとんこつラーメン」と評したのだが、だるまの場合は、よりあっさりしている。

豚骨ラーメンについて、ギトギト濃厚なイメージを持っている人がこれを食べたら、確実に先入観を覆されてしまうだろう。

実際、九州の食べ物でギトギト濃厚なものといったら、心当たりがない。同じ豚骨ベースの料理といえば「博多水炊き」が有名だけれども、ギトギトしていることはない。

あくまで、あっさり薄味。

「こぃが九州の味やねー。」

と納得して、だるまを後にした。

4時間のスケジュールが、わずか20分で終了。

うまくいきすぎて、参った。
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by riv-good | 2009-08-08 14:46 | 呑喰道楽 | Comments(0)

田中商店(足立区)

c0025348_23463564.jpg先日、とんこつラーメンのお店「田中商店」に行くことができた。

足立区に店舗を構える田中商店は、ラーメンデータベースで1位にランキングされる都内屈指のとんこつ屋である(2008.07.17現在)。

人気の店だけあって、タイミングを間違えば長い行列に並ぶハメになるのだが、ひとつの来店ピークが去った後だったらしく、すんなりカウンターに通された。

味はというと、噂にたがわず美味しい!

が。確かに美味しいんだけれども、これ、九州人にとっては割とふつうのとんこつラーメンなんじゃないかな…と思うに至った。

ずっと以前、この近所に住んでいた知人も「まぁ、ふつうのとんこつ」と評していたのだが、やはり彼もまた九州人。わたしも実際に食べてみて、彼の言う「ふつう」の意味するところが、ようやく理解できた気がしている。

関東にいながら九州の食べ物を「ふつう」に味わうのは、結構、難しい。

基本的に醤油の味が違うので、「九州」を謳う料理店などにも注意が必要だ。

ちゃんぽん風・とんこつ風を冠するメニューは危険極まりなく、たいてい関東の醤油が使われている。それに対して、根っからの九州人はカナリヤのように敏感に反応してしまうので、

「違うやろがー」

とブーブー文句を言ってしまい、同席している非・九州人にも、

「そもそも、九州の醤油は甘いのよね」

と薀蓄を垂れなければ気が済まなくなってしまうのだ。

そういうわけで、九州人が「ふつう」に食せるラーメン屋の存在はとっても貴重。蛇足だが、ときおり百貨店に巡ってくる大九州物産展などは、もはや天国に匹敵すると言えよう。


c0025348_23471641.jpg【おまけ】マルタイの「棒ラーメン・九州味」も無視できない九州の味です。
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by riv-good | 2008-07-17 23:52 | 呑喰道楽 | Comments(0)

浦島海苔を求めて

同僚がKOOLのシガレット・ケースを持っているのを見て、

「あ、それ浦島海苔?」

と、訊いてしまった。

大きさといい緑色といい、ちょうど浦島海苔のパッケージのように見えた。ランチタイムだったし、同僚もまた九州人であるという諸条件が重なって、浦島海苔を持ち歩いている風に見えたわけである。

浦島海苔というのは、九州地方では「知らぬ者なし」とその名を轟かせる海苔の一大ブランドであり、関東における「白子のり」に匹敵する存在であると言えよう。期待にたがわず、パッケージには亀にまたがった浦島太郎があしらわれている。

この日を境に、わたしは無性に浦島海苔を食べたくなった。その夜、実家の母から電話がかかってきたのは、なんたる偶然だっただろうか。

近況報告のついでに、「浦島海苔を送ってくんしゃい」と頼む。そして「まかせんしゃい」と言わんばかりの返事を貰い、電話を終えた。

そして今朝、ついに荷物が届いた。

ダンボールを開けてみたところ、出てきたのがこれだ。
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「マルマサ 焼のり 贅卓」

違う。浦島海苔ではない。

まさか、と思う。ダンボールの中をまさぐる。もう1袋、海苔と思しきパッケージが出てきた。

「マルマサ 焼のり 贅卓」

おいっ…。

言葉を失いかけたわたしは、

「ウラシマ」「マルマサ」

ふたつの言葉を何度か口に出して反復してみる。

聞き間違える要素がない。

「ウラシマ」「マルマサ」

聞き間違いでないとすれば、しりとりだろうか。

さらにダンボールをまさぐると、海苔茶漬けと鮭茶漬けが出てきた。

悲しいかな、こちらは正真正銘の浦島海苔ブランド。

だが、お茶漬けだった。

惜しい。

いや、惜しくない。海苔とお茶漬けでは大違いだ。

そんな顛末があり、今わたしの手元には、マルマサ海苔が全部で96枚ある。
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by riv-good | 2008-01-20 21:03 | 呑喰道楽 | Comments(5)

ハバネロ・ランチ

c0025348_13304240.jpgハバネロのスープとラーメンをセットで食べてみた。

スープは、チリコンカーンを彷彿とさせる、ほのかな豆の風味。

辛さは、ちょい辛。ミネストローネっぽくもあり、これは美味しい。

ラーメンには、付属の「激烈パウダー」を迷うことなく全量投入。

顔から汗が、鼻から鼻水が出るくらいの辛さで、ウマ辛い。

最後に残ったスープだけ飲んでみると、缶入りのハバネロスープよりも数段に辛い。

(缶スープもこれくらい辛くすれば良かったのに…)

とは思うものの、こんな辛さの液体が、缶から口の中にダイレクトに流れ込んで来たらどうだろう。

辛さに強い人も弱い人も、間違いなく一口目でムセるんじゃないか。

グィっと飲んで、ゲホゲホーっと吹き出す人が続出して、東鳩とかサントリーとかが訴えられたりなんてしちゃったりするからではないだろうか。

などと、缶入りスープをそこまで辛くしなかった理由について思案を巡らす、午後のひとときでございました。
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by riv-good | 2007-11-25 13:36 | 呑喰道楽 | Comments(2)

ナンデモ カラク ナッチャウヨ

c0025348_0292958.jpg辛い物好きの同僚に、

「辛い!と思うレベルって、どんな食べ物?」

と尋ねたところ、数日後、このチューブをプレゼントされました。

辛いと言えば、もうそのものズバリの素材。粗挽き唐辛子ペーストなのです。

商品名は「O Hot ~オーホット~」。まだ近所では探し当てていないのですが、ふつうにスーパーで売られているとのこと。

単体での辛さレベルは、ジャワカレーの辛口を遙かに凌駕します。文字どおり、舐めてかかると火傷するくらいの辛さ。

でも、ただ辛いだけでなくて、一緒にニンニクも練り込んであり、酢もタバスコほどきつくなく効いているので、美味しい。

簡単に辛さアップできるので、少量加えるだけで、

「うっひょー!たーのしーぃ!」

と妙なハイテンションに至れることウケアイです。

すっかり気に入ってしまったので、もうとにかくいろんな食べ物を辛くして楽しんでしまいました。

ラーメン、ハンバーガー、チキンライス、高菜ピラフ、マックフライポテト。挙げ句の果てには、オレオでサンド。

結局2週間で1本使い切ってしまい、わたしのデスクには新たに2本、常備中。

幸せよりも辛さに飢えている人は、ぜひ。

【販売元WEB】富士食品工業株式会社O Hot
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by riv-good | 2007-09-20 00:26 | 呑喰道楽 | Comments(2)

約10年の関東生活を経て長崎にUターン。長崎の生活事情や日常に沸き起こる出来事を書き綴っています。歌も歌います。フードアナリスト協会 正会員。何者でしょうか?


by 衣谷(ゆう)
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