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2009年 08月 29日
前夜、出発時間と行動計画を入念にチェックしていたにもかかわらず、当日の初っぱなから1時間も予定が狂ってしまった。
実家を発つ朝のこと。昨夜夕飯の席で「仕事があるんで、見送りには行けない」と言っていたはずの父が、なぜかまだ家に居る。出発の支度をしているわたしを見て、「駅まで送ろうか?」と声を掛けてくれた。 わたしは掛時計の時刻を読んで「この時間に送られては早すぎるので」と、その夜に交わしたやりとりと同じ理由で辞退した。 (JR諫早駅まではクルマで10分。ざっと見積もったところで、9時49分発の特急まで約30分も待つことになる。駅ビルのような設備はないので、ヒマを持て余すのが目に見えている。) そう判断した瞬間から、おかしなことになっていた。掛時計の時刻を読んだとはいえ、それは長針だけではなかったか?「時」を省略し、「分」だけでもって時間を読み取った。 つまり、8時10分と9時10分の区別ができていなかったことになる。 おそろしいことだ。 仮にこの時間感覚でカップラーメンを作ると、どうなってしまうのか。 12時00分にお湯を注いで、13時03分に食べ始める。 麺が、なんだかものすごくノビている。 ……。 さて、当初の予定では、本諫早駅・9時29分発の島原鉄道に乗れば、早すぎず遅すぎず、ちょうど良い頃合いに諫早駅の4番ホーム辿り着けるはずだった。前夜、夕食を囲みながら、わたしは「明日は9時25分には家を出ます」と高らかに宣言し、母からは「ちょうど博多に阿修羅展を見に行ったときの特急に乗るとね」とのレスポンスも得られた。それほど、印象強い出発時刻だったはずなのだ。 あろうことか、父の見送りを辞退した僅か10分後に、それは起こる。 「時」の感覚が抜け落ちた長男は、荷物を背負い仏壇に掌を合わせて、両親に「ではではお元気で」と頭を下げ、小走りに本諫早駅へと向かってしまったのだ。 島鉄に乗り、5分足らずで諫早駅に到着。その足で4番ホームに向かう。すでに自由席の争奪戦が始まっていて、長蛇の列を作っている。指定席を取っていたわたしは悠々とホームの電光掲示板に目を遣った。何かが変だ。この10分後にやって来るはずの「特急かもめ12号」の情報が、そこには表示されていなかった。 「どうしてだ?!なぜ、かもめ12号が無いのだ?!」 それもそのはず。だって、1時間早いんだもん。 狼狽しながらも電光掲示板によく目を通してみると、次発の電車の時刻が目に止まった。 「9時8分・・・!」 ここでようやく、現在の時刻に気づいたのだ。まだ8時台じゃないか。 実家に電話を入れると、母曰く、 「おかしかねー、早かねーと思ったもーん」 「あははははは!」 大爆笑をもって、自分の失態を誤魔化すほかなかった。 電話を終えると、重い荷物を引きずって駅に隣接するミスタードーナッツに入る。アイスコーヒーを注文し、1時間を掛けて、徐々に氷が解け水のように薄まってゆく過程を楽しんだ。 8月18日(火)19時33分。新幹線のぞみ38号、東京駅着。 今夏の帰省を終えた。 ![]() あいばのぅ。 (See you.) 2009年 08月 26日
諫早中央部の景観は、年を追うごとに変貌し続けています。
その変わり様はというと、生まれ育って30年間くらいの記憶が、 「夢だったんじゃなかろうか・・・」 と疑われてしまうほど。 わたしの通っていた保育園・幼稚園・小学校は移転してしまっており、あの校舎はもう存在しません。 中学校はまだ残っていますが、その周辺は区画整理の対象となっているので、通学路にしていた道は引き直されているし、建物も様変わりしました。 ちょっと前までそこに在ったものがなくなっていて、その代わりと言ってはなんですが、 「これで、いいんだろうか」 と思える景観が、眼前に広がっていたりします。 ■小路 ![]() 帰省する前、ふと、この路のことを夢に見てしまい、 (もしかしたら、もう残っていないかも…) などと心配していたのですが、まだ残っていました。 この路を突き当たると・・・、 ![]() 川が流れています。 買い物に出掛けるときは、祖母や母に手を引かれて石畳の道を歩いたものです。 当時は長屋が連なっており、武家屋敷の雰囲気がありました。 写真に収まるくらいの短い距離ですが、川の流れる小径の景色は、今でもお気に入りです。 ■長崎刑務所跡地 ![]() 実家から10分ほど歩くと、長崎刑務所の跡地にたどり着きます。 実は、ここが中学校への通学路(笑) 学校ばかりでなく、友達の家に遊びに行くのにも、ゲーセンに行くのにも、高く聳える赤煉瓦の塀の脇を必ず歩いたものです。 今は、ご覧の有様。 ![]() 大型商業施設が建設される予定だったそうですが、何らかの問題があって開発は頓挫。今は正門と管理棟の一部が、ぽつんと残されている状態です。 取り壊しのことを知ったのは、デイリーポータルZの記事「衝撃の廃墟/旧長崎刑務所を訪ねる」でした。 このような結果に至った経緯については、前村記念博物館ブログを参照いたしました。 もっと……綿密な計画と現実味のある開発はできんものかね? 2009年 08月 16日
長崎市の眼鏡橋は有名ですが、諫早にも眼鏡橋があります。
![]() 1839年(天保10年)。諫早の中心を流れる本明川(ほんみょうがわ)に、長崎の眼鏡橋をモデルとして、長さは約2倍という「屈強な石橋」が架橋されました。 この石橋、現在まで決壊したことがありません。 「水害に耐える」というニーズによって造り出されただけあって、まさにtoughnessを具現化したような橋。 が、その屈強さが仇となって、1957年(昭和32年)には諫早大水害を招いたとさえ言われます。 激流に揉まれ押し流される木々や瓦礫を堰き止めて、強大な水圧にも耐え抜く。その結果、川が氾濫し、市街地を水浸しにしたとのこと。 大水害後は「その原因」として爆破・撤去されそうになりましたが、街のシンボル性・石橋としての希少価値を認められ、国の重要文化財の指定を受け、現在の「諫早公園」に移設・保存されるに至ります。 今や生活路として実用されていませんが、おそらく日本に現存する最強の石橋でありましょう。 ![]() 2009年 08月 09日
■エノキノキ
![]() 実家の裏に聳え立つ樹木。 よくよく考えると、身近に巨大な樹があること自体、珍しい環境だ。 捕虫網に竹を継ぎ足して、かなりの高さにとまっているセミを獲ったのを思い出した。 幼い頃に「エノキ」と教わったのだが、イノキとかエノキダケとかを、ごっちゃにしていて、区別がつかなかった記憶も蘇ってきた。 ■クマゼミ ![]() 最近、関東にも進出し始めたらしい、南国のセミ。 網戸にとまっていたのはメスだが、オスはワシャワシャと鳴く。 クマゼミのワシャワシャ大合唱が始まると、真夏だなぁ…と実感する。 ■巨大金魚 ![]() 遠近法が狂っているのではなくて、単純に金魚がでかい。 左端の水槽の金魚が、ふつうサイズ。 鯉なのでは?と疑ったものの、口髭がなかったので、残念ながら金魚。 どうやったらこう育つのかは謎。 ■ぱんだ ![]() 実家で飼われている、シャム猫mix。 目の周りの模様から「ぱんだ」と名付けられたようです。 ぱんだを飼い始めて以来、タマは家出をしてしまったそうな。 2009年 08月 06日
ひさびさに実家・長崎に帰省中です。
今回は「水曜どうでしょう」にて【King of 深夜バス】の称号名高い、東京・博多間の高速バスに一勝負挑みました。 ![]() 東京駅八重洲口を20時20分発、博多駅に翌日12時20分着。約16時間に及ぶ苦闘。見事「おみまい」されました。 首と腰が、イてー。 常に振動し続ける座席。道路をタイヤで走っているのだから、揺れるのは当然。ちょっとやそっとでは寝かせてはくれません。 リクライニングの角度は十分なポテンシャルがあります。しかし、車内アナウンスで「かなり倒れるので、後ろのお客様のご迷惑にならない程度に…」と釘を刺されているので、遠慮するしかありません。 結局、頭をうなだれる体勢になるのですが、頭を支えるため首に大きな負担が。限られたスペースでの寝返り。背中には大量の寝汗。水分が欲しくなり、たびたび目が覚める。 そういうのを繰り返しているうち、次第に疲れてきて意識がなくなります。ちょうど徹夜の明けに限界が来て、眠りに落ちる感覚に似ているなぁ。 これで片道11,500円。 16時間かければヨーロッパにも行けますが、1万円ではヨーロッパには届きません。 なにせ、高速バスだもの。 ![]() 2008年 07月 04日
江ノ電・「極楽寺」駅で降り、改札で駅員に切符を手渡す。
曇天模様が、やや湿り気を帯びた空気を運ぶ。線路と平行に走る一車線の緩い坂道。道の脇には石垣、商店、青く茂った森。そこかしこに散見される、あじさいの小さな群れ。 あじさいには雨に濡れた石垣が似合う。石畳もいい。あじさいのうっすらとした色合いは、モノトーンの世界にこそ、唯一有色の存在として映える。晴れ渡った天候では、空の青が飲み込んでしまう。 坂道を上る人々は間隔の大きな列をなしており、自然、彼らの後を追うように歩く。一帯の地名となっている極楽寺を左手に見遣りながら、「成就寺」を目指す。 やがて坂道は頂点に達し、上りよりもややきつい勾配で下り始めるところに、成就寺は在る。 細い石段。小さな山門。狭い境内。 境内に至るまでに、いくつもの小さなあじさいの群れに遭遇する。早くも待ちきれない人々はここでシャッターを押す。 賽銭を投げ込み手を合わせる。境内を出て右手には、異様な人壁ができていることに気づく。人と人との間から背伸びをして先の様子を伺うと、由比ヶ浜が一望できる…だけではなかった。 ![]() あじさいが、坂道をなしている光景。 あじさいとあじさいとの間には、石段を下る人々の頭・頭・頭。あじさいはちょうど人の頭くらいの大きさをしているので、あじさい柄の帽子を被っていたら、見分けがつかない。 あじさいの見頃、開花ピークがいつ頃なのかはよくわからない。ほぼ一定の期間に一斉に咲き、ほぼ同時に散っていく桜の花とは違い、一部の集まりが咲き、一部の集まりが枯れ、また一部の集まりが咲き、また一部の集まりが枯れる。 同じ場所で何度も開花を拝むことができるので、「あのときが一番多く咲いていた」と過ぎた時間を振り返るのが、確実にピークを知る方法だろう。 長谷寺にも足を運んだが、こちらは「待ち時間40分以上」などというテーマパークさながらの掲示がされていたので諦めた。 正確には諦めようかどうか悩んだのだが、その刹那、待ち時間の数字が「60」に更新されたので、諦めがついた。 2007年 09月 27日
先週の日曜日は、また福島へドライブ。
前回はいわき市周辺だったので、今回は猪苗代湖方面へ。 関東は前日まで快晴・真夏日だったものの、当日は運悪く雨天。 北の方はどうかなー。 と、そんな心配を無視するように、常磐道・友部SAを過ぎたあたりから猛烈な雨に見舞われた。 止むか?この雨。 ![]() 不透明なテープが貼られてしまったかのように、麓よりも上が一切見えない。 残念。 ![]() というわけで、蕎麦屋「いわはし館」にて昼食。 「祝言そば」を食べる。 しゅうげん、という名のとおり結婚式で供される料理をアレンジした蕎麦とのこと。 地鶏、ごぼう、ネギ。 具はシンプルだけど、ダシが効いていて美味しい。 ![]() 湖沿いを延々とドライブするイメージだったのだが、郡山方面から猪苗代湖にさしかかる「志田浜」あたりを起点として、猪苗代湖西端の「長浜」あたりまで、道路と湖は大きく離れてしまう。 長浜を過ぎてから「湖がない!」と気づいてUターンし、志田浜まで戻った。 天候は相変わらず雲が厚く、湖面と雲の境目がほとんどない。 志田浜では、5人くらいの学生らしき男子が手漕ぎボートで悪戦苦闘する様子を目撃。 漕ぎ手が正面に向かって進もうとしているので、オールが逆回転。 あの光景は、忘れられない。 ![]() 数々のヘアピンカーブを経るうち、高度が上がる。 気づけば、アルツ磐梯が眼下に。さらに高度は上がり、雲の中へ突入していく。 途中、いくつかの展望スポットがあったのだが、何せ雲の中に居たので景色がまったく見えない。 (下っても、雲の下に降りるだけだなぁ) とタカをくくっていたのだが、裏磐梯へ抜ける空には晴れ間が覗いている。 辿り着いたのは、桧原湖(ひばらこ)。 猪苗代湖とはうってかわって、湖面が夕日に輝いていた。 どうやら磐梯山を覆っていた厚い雲は、オモテだけにしか存在していなかったらしい。 次回の福島旅行は、会津へ、ぜひ。 2007年 09月 05日
先週末は、知人を訪ねて福島県へドライブ。
外環・三郷から常磐道へ乗り込む。ひたすら北上を続け、千葉県・茨城県を縦断。 いわきJCTから磐越道に乗り換えると、山々を覆う樹木の種類が、千葉県のそれとは大きく変わっていることに気づく。 小野IC・あぶくま高原道路を経て、待ち合わせの平田村へ。 地図で見ると随分遠くまで来たようだが、ここまでの所要時間は約3時間。前回の日光ドライブと比べると、さほどの距離感を覚えない。 平田村から49号線を南下。いわきの浜通りを目指した。 ![]() 太平洋に大きく突き出た小高い岬に建つ、いわきマリンタワー。 暗雲たれ込めている。 ![]() 最上階はなんとオープンテラスになっていて、外の空気に直接触れることができる。海は当然のことながら、いわき市周辺を一望。 天気が良ければ、言うことなし…だった。 ![]() 市場と観光施設が一体化した、いわき・ら・ら・ミュウや、全館ガラス張り−新しいタイプの海洋ミュージアムアクアマリンふくしまは、この方向。 ![]() 眼下の駐車場には、赤・黄・黒と特定の車種が集っているのが見えた。 集会?それとも、オフ会だろうか? ![]() このあたりは、サーフボードを乗せたクルマをたくさん見かける。 波乗りするにはイイ日…なのだろうなぁ。 ![]() タワー内のおみやげ物売り場にて、逸品を発見。 「空想アニマル」と題された、まごうことなき、紙ねんど細工。 どうだろう?これ。 2007年 08月 18日
自然に癒されたい気分になって、滝を見に行くことにした。クルマも新しくしたことだし、遠出してみよう。目標は、栃木県・日光にある景勝の地-いろは坂と、華厳の滝だ。 いろは坂は、ドライブコースとして有名であるばかりか、48カ所ものヘアピンカーブを有する難所だけあって、積極的かつスポーティーな走りがとても好きな人々にはたまらない場所である。 松戸を13:30に出発。遠出するには遅い時刻だが、誰に気兼ねするわけでもなく、時間の制約もないので、うりゃっとクルマのエンジンをスタートさせる。 BGMは、Drive Groovin’ Lupin。 一般道でいってみよう。国道6号線から16号線、それから4号線を使ってどんどん北上。宇都宮付近で119号線に入れば、日光までまっすぐだ。 国道4号線は片側3車線の広い道路。見通しが良くて、周りのクルマもびゅんびゅん飛ばして走る。信号機のある高速道路みたいな感じで爽快。道の駅も多いので、ここらあたりで引き返しても、中距離のドライブコースになりそうだ。 119号線の日光街道は、杉の並木道が見所。薄暗い杉林の中を、涼しげに走る。日が落ちると、ネコバスが走っていそうな雰囲気さえある。 いよいよ、第2いろは坂を上る。「い」「ろ」「は」「に」・・・「ね」まで20カ所の、ヘアピンカーブと勝負。 ここで、新しいクルマ-Kei(MTターボ)の性能をいかんなく発揮したい。 ヘアピンに進入する手前で減速。ダブルクラッチで3速から2速にシフトダウン。コーナーのクリッピングポイントを通過するあたりで加速。タイヤが鳴く。3速にシフトアップ。 爽快。 途中、4台ほどのクルマを追い抜く。Keiは、かなり力強い。以前のワゴンRもMTターボ車だったけど、パワーがあるし、加速も早い。 何より、エンジン・フル稼働でもクーラーが効くのは嬉しい。去年の夏は最悪だったからなぁ。。。 明智平に到着。時刻は18:30。出発からちょうど5時間。かなりの長距離ドライブだったけど、時間を忘れて走ってしまった。 華厳の滝へ。遅い時間なので、おみやげ屋は閉店。滝を間近に見物できるエレベーターも停止。とりあえずクルマを駐めて、滝まで歩く。 この猛暑だというのに、このあたりは肌寒い。気温は20度くらいだそうな。まさに別天地。 暑い日は、滝を見に来ればいいんだな。 さて、今回の総走行距離は341.7km。 行きと帰りはちょっとだけルートを変更したものの、片道で約170kmの計算になる。所要時間は、往復10時間。 クルマで小旅行、楽しい。 東京から離れれば自然の見所は豊富。もっと放浪癖を身につけよう。 2007年 08月 14日
東武動物公園へお出かけ。
マスコットのトッピー。キャラ的にノビきっている気がするが、猛暑のせいではなさそうだ。 カバ。水面にちょっとだけ背中が見えている。 アライグマ。おなかを見せて寝っ転がっている。 しまいには大あくび。 園内バス・アニ丸ぶーぶー。これ、最高。 おおかた予想はついていたのだが、ほとんどの動物が暑さでノビている。 当然、人間もノビる。 すげぇ焼けたんで、明日からはアイシングです。 ひりひり。 < 前のページ次のページ >
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