長崎の味噌ラーメン専門店「きりゅう」

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11月の中旬、中央公園を横切って市立図書館に向かう途中、新しい店ができあがりつつあるのを目撃。看板には「長崎発祥 元祖味噌らぁめん きりゅう」と書かれていた。

あらゆる日本初がひしめき合う長崎。「ボーリング」「西洋料理」「鉄道」「テニスコート」に並んで味噌ラーメンも長崎発祥だったのだろうか?と沸々と湧いてくる疑問を胸に、「11月17日オープン」と手書きされた張り紙を写真に収めた。

それにしても…味噌ラーメンとは期待が高まる。なぜなら、この地で美味しい味噌ラーメンを食べようと思うと、年に数回開催される長崎県民垂涎のイベント「北海道物産展」を待つしか無いからだ。

多くの人びとがこのイベントに期待するのは、北国ならではの海産物であり数の子やイクラの類だ。しかし、わたしの目的は1つである。イートインコーナーの味噌ラーメンをおいて他にない。

百貨店・浜屋のエレベーターに乗り込み8Fに到着するや、海産物に群がるご老人の間をすり抜けてイートインコーナーに直行する。唯一の気がかりはそこの混雑具合であって、数の子にどれだけの人数が並んでいようが気にも留まらない。

関東に住んでいた頃、美味しい味噌ラーメンの店には事欠かなかった。ラーメン激戦区だった松戸には有名店「美春」があったし、松戸駅前には「ひむろ」があった。「ひむろ」には賛否両論あるかもしれないが、メガネで髭の店員がつくる味噌ラーメンはとにかく美味しくて、誰が作っているかを窓越しに覗いた上で入店していたほどだ。

しかし、長崎に戻ってからは味噌ラーメンとはすっかり疎遠になってしまった。この地の麺といえば、ちゃんぽんであり、とんこつラーメンであり、うどんである。味噌ラーメンをレパートリーにしている店は皆無ではないけれども、食べてみたところでスープも麺も違うという感想しか持てなかった。

さて、きりゅうはどのような味噌ラーメンを披露してくれるのだろう。

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味噌ラーメン(700円)。これ!これ!味噌ラーメンはこれだよ!スープも麺も、これ!

ぷりぷりの中太麺。優しい味噌味。松戸駅前「ひむろ」の美味しい料理人が出してくる味噌ラーメンにとっても近い。まさに味噌ラーメンのスタンダード!もう北海道物産展を待つことは無いんだな…そういう確信を得た一杯。

今後もリピートします!どうか無くならないで欲しい。。。

長崎発祥・元祖味噌ラーメン「きりゅう」
長崎市栄町1-2 尾上ビル1階
※現在のところ昼のみの営業・不定休

【余談】隣りに座った兄ちゃんが「麺、バリカタで」と注文していたけど、味噌ラーメンにはそういう概念がない。たいてい硬めの茹で上がりで出てくるのだが、はたして気に入ってくれたのかどうか…。
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by riv-good | 2017-11-28 23:15 | 長崎の呑喰道楽 | Comments(0)

約10年の関東生活を経て長崎にUターン。長崎の生活事情や日常に沸き起こる出来事を書き綴っています。歌も歌います。フードアナリスト協会 正会員。何者でしょうか?


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